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彼は積墨芸術を極限まで発揮し、「重厚で勢いのある」山水画をした

2022年4月17日

読了時間:4分

    「来支鋼氏の巨大な積墨山水画の前に立つと、まるで交響曲第6番『悲愴』の最終楽章を聴いているかのように、感動的な雰囲気に包まれ、衝撃を受け、征服し、感服するでしょう!絵の中の荘厳さと崇高さにより、きっとあなたの中に眠る中国の芸術的精神が目覚めることでしょう!」と中国美術家協会の理論委員会の元副主任であり、『芸術』誌の元編集長である王仲氏が感情を込めて語りました。

 

    4月17日、『伝承及び開拓——来支鋼水墨芸術展』が中国国家画院で開幕しました。 この展覧会は、広東美術館、李可染画院、『中国美術新聞』が共催し、深セン来支鋼積墨山水画文化芸術開発有限公司が実施しました。『伝承及び開拓』をテーマにしたこの展覧会では、 来支鋼氏の有名な作品が100点以上展示されており、来支鋼氏の40年以上にわたる芸術創作の成果をまとめました。ゲスト、メディア、コレクター、芸術愛好家とスタッフ全員を合わせて100名以上が集まり、温かい雰囲気に包まれました。

 

    展覧会の開会式は『中国美術新聞』の社長兼編集長の王平が司会を務めました。中国国家画院の院委で有名な画家である李宝林氏と、元中国画学会副会長で有名な美術理論家である孫克氏が共同で展覧会の開幕を宣言しました。その後の芸術セミナーは有名な理論家王鏞氏が司会を務めました。


鄒佩珠先生が昔書した『伝承及び開拓』というテーマは来支鋼氏への励ましであり、彼に対する切実な期待でもあり、画家来支鋼氏が長年貫いてきた芸術に対する初心でもあります。過去40年間の芸術活動の中で、彼は伝統的な積墨画法を深く研究し、龔賢氏、黄賓虹氏、李可染氏、その他の積墨山水画の巨匠から、長所を受け継ぎ、積墨を法則をマスターした後に、継承しながら発展させ、写生しながら革新し、たゆまぬ思索によって自分を向上させ、徐々に来氏流スタイルを形成させました。彼の作品では、雄大で荘厳な山水、変化に富む自由気ままな雲煙が見え、自信に満ちた力強い時代精神と豊かな精神的な意味合いを示しており、現代積墨水墨画画家の代表的人物と言えます。

 

    この展覧会で、画家の来支鋼氏は長年にわたって作り上げてきたさまざまなサイズとさまざまなスタイルと美しい芸術的概念を備えた傑作を100点以上展示し、来支鋼氏自身の絵画の芸術的才能を見せてくれました。まさに2,000年前に、建安文学の代表的人物であり、大家である曹子建の詩「文は春花の如き、思は湧泉の如く。発言は読まれ、書きだすと文章になる」を再現したのです。


  『芸・道』『大潮』『黄山雲煙』などのビッグサイズの作品は、物凄い勢いを見せました。山、石、水などの表現においては南宋李唐の逞しさを受け継ぎ、雄大さを見せました。

 

その一方、手巻き作品『富春山居図』『大江東去』『江雪』は繊細な積墨により、天、地、霧などの自然景観の空濛を表現し、生命力に満ちた風景を見せました。じっくり鑑賞すると、霧に囲まれた景色は仙人が暮らしているかに思わせ、思わず見惚れてしまします。


さらに目を引くのは、小さなサイズながらも味わい深い写生画です。彼は感覚と筆致を一致させ、「道」から生まれる自然な率直さを表現しました。

 

    来支鋼氏は「私の創作の中心は「変」と「活」にあります。「真」は私が芸術創作に対する姿勢であり、芸術家にとって最も重要なのは、真の心、純粋な心を持ち続けることです」と来支鋼氏は語りました。

 

    来支鋼氏は、勢いと厚みを兼ね備えた積墨の技法で雲煙を描き、中国文化芸術における道家が常に追求している自然との調和、人類との調和の思想と一致しています。「道は天地の有形無形を結びつけ、思考は風雲の変化に浸透する」画家の来支鋼氏は、水墨作品で道の魅力を伝え、誠実な心で純粋な自然の水墨世界を再現しました。


  中国人民大学の教授で、博士課程の指導教員であり、著名な美術評論家である陳伝席氏は「来支鋼氏が描いた雲や山は、時代を超えた傑作と言えます。勢いと厚みの両方を兼ね備え、その雄大さは新中国の雰囲気に適合しています。個人的には来支鋼氏の『芸・道』は、特に時代精神に沿った現代山水画の代表だと思っています。」

 

    有名な美術理論家であり、中国芸術研究院の研究員でもある王鏞氏は、「来支鋼先生の現代積墨新山水画は現代中国山水画の創造において、新たなスタイルを生み出し、中国伝統山水画の現代化を実現しました。彼は「積墨」を極限まで発揮し、「重厚で勢いのある」山水を再現し、積墨の技法で宋代山水画の不足を補いました。 これも彼の個人的な革新です。」と述べました。

 

    展示は4月23日まで続くとのことです。

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